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お客様の声

グローリー株式会社

金融機関と協調した働きかけによる、更なる普及に期待します。

基本情報
会社名 グローリー株式会社
本社所在地 兵庫県姫路市下手野1-3-1
URL http://www.glory.co.jp/
業種 製造業
事業内容 通貨処理機、情報処理機及び通貨端末機器、自動販売機、自動サービス機器などの開発・製造・販売・メンテナンス
利用状況について
主な用途は仕入代金の支払です。売上代金の回収にも一部利用しています。
2013年5月の導入以降、積極的に支払先への働きかけを行いました。多くのお取引先のご協力を得て、現在、支払手形に対するでんさいの比率は9割を超えています。
利用に至った経緯
当初、支払手形からファクタリングへの移行を検討しておりましたが、でんさいがほぼ全ての金融機関で利用できることや、経費・事務工数の削減による効果を大きく得られると判断し、でんさい導入を決定しました。
でんさい利用による効果
手形の発行、郵送事務と印紙代を削減することができました。また領収書の回収確認作業も無くなり大きなメリットを感じています。さらにお取引先においても、手形の紛失・盗難リスク・取立忘れの防止と領収書発行に伴う印紙代の削減が実現できました。


  [最終更新日:2016年8月31日]

お客様の声/ご講演要旨(印刷用PDF)

ご講演資料
でんさい活用セミナー【大阪】 (2016年7月26日)

当会社主催の「でんさい活用セミナー」でご講演いただきました。


講演資料(PDF)


【講演要旨】

債務者(支払企業)のでんさい導入メリットは、①手形の発行・支払にかかる事務負担の軽減、②手形の搬送コストの削減、③印紙税不要、などである。
一方、債権者(納入企業)のでんさい導入メリットは、①ペーパーレス化により紛失・盗難の心配がない、②自動入金のため取立手続きが不要で、取立忘れがない、③領収書発行に印紙税が不要、などである。以上から「でんさい」は債権者、債務者双方にとって大きなメリットがあると考える。
当社は、でんさい導入前、毎月約400枚の支払手形の取扱いがあったため、手形発行の事務負担が重く、収入印紙代や郵送代などの経費がかかっていた。「でんさい」の導入は、手形発行事務の合理化と経費削減、輸送中の事故リスク低減効果が実現できると判断し、導入の検討を開始した。
でんさい導入前(2012年度)の支払状況は、件数では手形23%・振込等77%、金額では手形28%・振込等72%であったが、支払手形の発行とチェックに年間約240時間を費やしている「作業工数」、印紙税やその他諸経費を含め年間約500万円という「費用」や、その他受取側の「取立忘れ」などの問題点があった。そこで、でんさい導入の検討事項として、まず始めに、新しい支払条件を作るためのシステム開発工数の確保と採算性の検討を行った。次に、でんさい導入賛同取引先を増やす施策の検討を行い、さらにでんさい開始当時、参加金融機関が不明確であったため、金融機関の参加が半数程度であった場合のでんさい導入の可否の検討を行った。


でんさい導入に向けた取組みを時系列で申しあげると、2012年9月にシステム開発を完了させ、同年12月に財務部から購買部門へ社内説明会を実施した。
2013年3月、過去2年間に取引実績のある企業に対し、でんさい導入に関する案内状を発送し、同年5月にでんさい取引を開始した。導入当初はでんさいの取扱いが順調に増加し、金額比率で50%を超えたが、その後徐々に停滞し始めたため、同年12月にでんさい未導入の取引先に対し、でんさい導入に関するアンケートを実施した。そのなかでは、導入しない理由として、「社内環境が整っていない」、「手形のほうが利便性がある」といった意見などが寄せられた。
2015年2月、取引先の一部を支払手形から期日現金支払へ変更し、支払手形を減少させた。同年11月にでんさい未導入の取引先に対し再度アンケートを実施し、3割がでんさいへ移行が可能との回答を得たため、再度財務部から購買部門を通じ取引先へでんさいの導入を依頼した。以上の取組みの結果、2015年下期には、でんさいの件数が80%を超えた。
でんさい導入後の効果は、①月間40万円であった印紙代が、月間5万円まで削減した。②月間400枚であった手形枚数が、月間30枚まで削減したことによるコスト・工数の低減と手形運搬リスクの低減などの当初導入前に想定した効果が得られた。(2016年6月時点、でんさいの件数89%、金額92%)
でんさい導入で苦労した点は、①社内関連は、システムの開発・帳票類の書式調整や他部門への周知・協力依頼。②社外関連は、でんさい導入に抵抗感がある取引先への導入依頼や、でんさいの仕組みの理解の差による支払方法変更手続きの難航などであった。

最後に、今後の課題として、取引先からいただいた意見を紹介する。①でんさいのメリットを感じない、②大手グループ企業はグループ方針に影響される、③支払手形に対する信頼が高い(○○企業と取引がある)、④譲渡先の環境の未整備、⑤でんさいの要望が当社からしかきていない、⑥手形とでんさいの両方を管理する必要がある、⑦インターネットバンキングに対する不安がある、⑧メインバンク(信用金庫)から開設顧客が少ないと言われた、⑨銀行に口座開設以外の手続きをしたくない(審査が必要)等が寄せられた。
今後、でんさいの普及率向上には、金融機関の積極的な営業活動が最も必要だと考える。