全国キャラバン2018【金沢】

トップページ > セミナーレポート > 全国キャラバン2018【金沢】

全国キャラバン2018【金沢】
日 時 平成30年5月18日(金) 14:00~16:00(13:30開場)
会 場 石川県地場産業振興センター 本館 第2研修室(石川県金沢市鞍月2-1)
主 催 株式会社全銀電子債権ネットワーク(通称:でんさいネット)
共 催 北國銀行、金沢信用金庫、のと共栄信用金庫、北陸信用金庫、鶴来信用金庫、興能信用金庫、金沢中央信用組合、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行
後 援 北陸経済連合会、金沢商工会議所、一般社団法人全国銀行協会
内 容 ◆でんさいの基本的な仕組みと普及状況
◆でんさい利用企業の事例紹介(米沢電気工事株式会社様)
◆パソコンによるでんさいの操作方法
◆でんさいのよくある質問

 

2018年5月18日(金)に金沢市において、当会社主催の「でんさいセミナー」を開催しました。当会社職員がでんさいの仕組みやメリット、普及状況等について講演しました。また、「でんさい」を利用いただいているお客様(米沢電気工事株式会社様)にご講演いただいたほか、株式会社NTTデータ様から「でんさい」の操作方法についてご説明いただきました。

「でんさい利用企業からの事例紹介」
米沢電気工事株式会社 松浦 隆浩 氏


米沢電気工事株式会社

経理部 主任
松浦 隆浩 氏


講演資料のダウンロード



【講演要旨】

メインバンクからでんさい支払の導入という業務改善の提案を受けた時には、手形とでんさいとの二重管理が正直手間となるのではないかと不安だったが、それは先入観でしかなかった。得意先からの要請で2013年度から受取利用を行っており、でんさいの概要やメリットなどある程度知識を持っていたこと、また何よりメインバンクからの強い後押しや手厚いサポートがあったことからその不安は払拭され、2016年度にでんさい支払の利用を開始した。
現状、件数ベースで支払の約40%をでんさいに切り替えたが、支払先の中でも1件あたりの取引額が大きく手形の分割振出依頼が多い資材業者が、受取側が任意に分割できるでんさいに好感を示しており、切り替えが進んでいる。結果として、金額ベースでは約85%がでんさい取引となり、印紙代等のコストが大きく削減された。特に、懸念していた手形とでんさいの二重管理については、合計しても作業量はでんさい導入前と比べ約30%削減され、事務負担は軽減しており、全く問題なかった。集金来訪対応の時間削減、盗難・紛失リスクの削減など、他にもメリットがあり、これらは当社だけでなく受取側も恩恵を受ける部分があると言える。
でんさい利用時は新たに手数料が発生するが、印紙代等のコスト削減、事務効率改善、協力業者の負担軽減を考えると、全体的なメリットは手数料負担を上回る。当社はでんさいへの切り替えに応諾いただくため、でんさい手数料を当社負担としてまで経費削減ができることをアピールした。また、切り替え促進に際しては、協力業者向け説明会の開催支援、操作面の細やかなレクチャーなどメインバンクのサポートには大変助けられた。
メリットの多いでんさいであるが、増加しているとはいえ未だ利用していない事業者は少なくない。金融機関は、顧客への再案内やPC操作が不慣れな先へのフォローなど、でんさい利用者を増加させるよう取り組んで欲しい。
改めて言うが、一見複雑そうで、また手形とでんさいの二重管理となることで、手間がかかりそうと思うかもしれない。確かに当社も最初はそう考えていたが、それはただの先入観に過ぎない。当社はでんさいへの切り替えによるメリットを、確実に感じている。事業者の皆様には、便利で安全なでんさいのご利用を心よりお勧めする。