株式会社橋本商会

手形・小切手の全面的な電子化の流れを受け利用開始

支払における最大の効果は、紙の現物を郵便局に持参する必要がなくなったことです。その他、繁忙日は社判の押印も多く、腕が痛くなることもありましたが、それもなくなりました。利用開始当初は操作に慣れず大変でしたが、振込の操作と大きくは変わらず、慣れるとでんさいの方が業務時間は短くなっていました。

受取において、でんさいでは予約請求が行われた際にＷｅｂ上で債権内容の確認ができるため、郵送される手形に比べ数日早く債権内容を確認することができます。これにより処理が前倒しで行えるので、業務の平準化ができました。

その他、紙の現物の管理がなくなったことによるリスク低減効果も感じています。

手形・小切手の全面的な電子化のニュースを見て、いずれ手形払いはできなくなると思い、取引金融機関にも相談のうえでんさいを利用開始しました。

手形を振り出していたお取引先へ、支払に関してでんさいもしくは振込に切り替えたい旨を案内したところ、多くのお取引先から同意をいただき、現在は切替率が９割以上となりました。お取引先の多くは１度の案内で同意をいただくことができました。

取引金融機関では、手形帳の発行申し込みの受付終了が迫っていますので、今後は手形帳の追加購入をしない方針で、支払方法の変更を加速させる予定です。

［最終更新日：2025年10月7日］