全国キャラバン2018【沼津】

2018年11月13日(火)に沼津市において、当会社主催の「でんさいセミナー」を開催しました。当会社職員がでんさいの仕組みやメリット、普及状況等について講演しました。また、「でんさい」を利用いただいているお客様(株式会社木村鋳造所様)にご講演いただいたほか、株式会社NTTデータ様から「でんさい」の操作方法についてご説明いただきました。

開催概要

  • 日程

    2018年11月13日(火)

  • 時間

    14:00~16:00(13:30開場)

  • 開催場所

    プラサヴェルデ コンベンションぬまづ 401会議室(静岡県沼津市大手町1-1-4)

  • 主催

    株式会社全銀電子債権ネットワーク(通称:でんさいネット)

  • 共催

    静岡銀行、スルガ銀行、清水銀行、静岡中央銀行、しずおか信用金庫、静清信用金庫、浜松信用金庫、沼津信用金庫、三島信用金庫、富士宮信用金庫、島田信用金庫、磐田信用金庫、焼津信用金庫、掛川信用金庫、富士信用金庫、遠州信用金庫、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行

  • 後援

    一般社団法人中部経済連合会、沼津商工会議所、一般社団法人全国銀行協会

  • 参加費

    無料

  • 募集人数

    -

  • 対象者

    でんさいの利用を検討されている方

  • 案内

    -

申込は終了しました

申込時にご記入いただいた個人情報は、当会社のセミナーに係る運営・情報連絡ならびに当会社および参加金融機関によるアフターフォロー等の目的に限り使用いたします(後日、当会社および貴社の取引金融機関から「でんさい」に関するご提案等をさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。)。詳しくは、当会社プライバシーポリシーをご覧ください。

内容

  • でんさいの基本的な仕組みと普及状況
  • でんさい利用企業の事例紹介《株式会社木村鋳造所様》
  • でんさいの操作方法
  • でんさいのよくある質問

講演企業

株式会社木村鋳造所

財務部 財務課
井上 壮 氏

  • 中小企業
  • 製造業
  • 支払受取

講演要旨

でんさいは、3年ほど前にメインバンクの担当者から声掛けいただいたことをきっかけに検討を開始した。当初は、手形とでんさいの二重管理が生じてしまう懸念や、手形を統括役員が確認のうえ押印していた検証フローが変わってしまう懸念があり、担当者レベルでもパソコン操作の面で不安があった。
実際に利用してみると、二重管理になっても事務作業時間は減っており、検証は出力した紙面を回覧するフローで代替できたので懸念は払拭できた。また、パソコン操作もそれほど難しくなく、メインバンクにフォローしてもらうことで不安も解消された。
でんさいへの切り替えを促進する方法としては、取引先に手形を送付する際に、意向アンケートとでんさいのパンフレットを添付することとした。最初の送付でまず11社から応諾が得られ、送付を続けるたびに同意いただく会社が増えていき、現在50社ほどに応諾いただいている
もともと弊社は手形を180枚/月ほど振り出していたが、でんさいの導入により、およそ50枚の手形を減らすことに成功している。まだでんさい利用は半分に満たないが、事務作業時間が月に26人時ほどであったところ、今は18人時で対応できている。一方、でんさいの導入で増えた時間は0.5人時程度であり、実際に使ってみると二重管理となっても全く問題とならなかった。
他にも、年間100万円程度のコスト削減や、紛失等のリスク削減にも繋がっている。でんさいは支払期日に自動で決済されるので、他の作業を抱えながらこなしてきた集金応対が減り、月末支払日の繁忙感も軽減された。また、弊社は手形送付用の切手(簡易書留代)を領収書とともに受け取るフローを常としているが、100件/月以上となることもあり、間違いないよう切手を管理するのが大変だった。領収証が不要となるでんさいは、こうした作業を減らすことができるため、担当としては非常に助かっている。
でんさい利用の伸びは当社の予想を超えており、アンケートを出すたび切替応諾先は増えている。今年中に60社ほどになる見込みで、支払の半数がでんさいになる日も近くなっている。一度断られた先も、改めて打診してみると「とりあえず受取だけなら」と応諾いただける先も増えてきていると実感している。
操作が簡単で様々なメリットがあるでんさいを使ってみると、取引先には、少々面倒な手形ではなくでんさいを使って欲しいというのが本音だ。皆様がでんさいの利用を始めていただくことで、皆様の取引先がでんさいをはじめるきっかけになる。弊社も取引先から「周りがやるならでんさいを始める」と回答いただくことが多く、皆様にも是非積極的にでんさいをご利用いただき、ますますこの地域で、でんさいが普及していくことを期待したい。

さあ、御社もでんさい
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