楽らく♪でんさいオンラインセミナー（2021年5月26日午後開催）

当社では、でんさい導入前は工事代金等の支払のうち、約50％は約束手形を発行していた。ところが、工事施工量の増加に伴い、手形発行枚数も年々増加傾向にあるなか、月末までの1週間に手形発行事務、集金対応などをミス無く処理する必要があり、出納業務には非常に大きな負荷がかかっていた。こうした経緯から、約束手形発行業務の削減を目指すべく電子記録債権の導入を検討するに至った。

でんさいを含めた複数の電子記録債権を比較検討した結果、最終的にでんさいの導入を決定。でんさいに決定した理由は以下の5点である。①出納業務への影響が軽微②取引先のニーズに合致③流通性（流動性）の高さ④高い導入率が見込める⑤導入コストが安価

導入に際しては取引先を集めた「でんさい説明会」を東京と大阪でそれぞれ2回実施、合計320社に参加いただいた。また導入後も、定期的にでんさいへの移行を促した結果、当社支払のうちでんさいの割合は8割超まで進み、約400社が約束手形からでんさいへ切り替えを行った。

手形発行業務は出社が必須だが、でんさいであれば支払側・受取側双方のテレワーク対応が可能となる。昨今、経理業務は急速に電子化が進んでいるが、当社はでんさいを導入していて本当によかったと実感している。